慶應連合三田会会長からの新年のご挨拶

2026/1/1

新年おめでとうございます。
私は連合三田会の会長に就任して以来、今年で会長職三年目に入ります。此処で、
会長としての思い、期待、進めていきたい方向性をお知らせしたいと思います。
連合三田会は慶應義塾の大きな財産であり、魅力あるものです。全世界に890ある
三田会は、会員数41万人、卒業後、塾生達が所属する多くの職場、地域、同業者間
等で形成され、長年、大変活発に活動してきました。塾員間での情報交換の場であり
、自らのテーマ発掘やステップアップへの場になることもあると思います。
しかし、その中で最近は若年層の参加が余り伸びていないことは大変残念です。若
い人達を取り巻く環境が変わり、SNS等での情報も多く得られる現在ですが、世の中
が大きく動いている中でも、若手塾員が魅力を感じる三田会にしていきたいと思いま
す。
彼らが顔を出してくれることは、同時に若年層からの情報や新しい世代の動きを私
達年配者が知る機会になりますし、若い世代にとっては、世代の違う人達との交流を
通して、彼らの中だけでは知り得ることのない知恵や経験を聞くことで豊かな人間性
を培うことにもなります。ビジネスチャンス、新しいテーマの発見ということも現実的に
あると思います。
女性メンバーの数もまだまだ少ない気がします。もっともっと社会で活躍する多くの
女性や、家庭で子育て中の女性塾員が、出て来やすい三田会の雰囲気づくりも皆で
考えたいと思います。彼女たちも新しい三田会の魅力、刺激を受ける場を感じて貰え
ると思います。
海外で活躍する塾員たちには、その国の地元の方々との交流は、慶應義塾をより
知って頂くことになりますし、外国人との交流を通して視野を広め、地域を理解するこ
とは仕事の上でも、プライベートな生活でも大変大切です。お互いを知ることで将来も
続く友情を育むこともあるでしょう。近くの三田会同志、例えばボストン三田会とニュー
ヨーク三田会は地理的にも近く、ボストンのアカデミックな塾員やニューヨークのビジ
ネス界の塾員が年1回でも交流することで多様性が膨らみ、新たな連携や出会いが
起こることもあるのではないでしょうか。
副会長の皆さん方、そして地域や各三田会のリーダーの方々に、私のこうした思い
やお願いを検討して頂きたくお願い致します。各々の三田会での新しい動きを模索し
、この日本が非常に大事な時代において、塾員として新しい使命を持ち、刺激に繋が
る会合をご検討くださいますようお願いします。
歴史、スケール、可能性の大きさを持つ連合三田会は、新しい試みも企画し、塾員
に対応する動きに繋がる機会づくりを、皆さんにお声かけして参りました。その為にも
若年層の取り込みは必須と思われます。本年も新たな挑戦として、連合三田会をより
発展させ、多くの老若男女の塾員たちが三田会ライフを楽しみつつ、多くの学びを得
られる場になるよう祈念して、新年のお願いといたします。
慶應連合三田会会長 麻生 泰